るいまーるのあかちゃんきろく

東京に住むるいとその母りくのブログ

ベビーバンド診察2回目〜ベビーバンドの特長&ついに契約

 

目次

 

 

まずはレントゲン撮影

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今日はヘルメット治療の開始をほぼ決めていたので、前回先生から「次回は診察前にレントゲン撮影をするように手配しておきますね。予約時間の30分前に来てください。」と言われていました。

 

実際は40分ほど前に到着。

1階の小児科の受付をすると、「レントゲン撮りますので...」と2階に案内されました。

 

2階に行くと、開けた大きな待合スペースのような場所があり、受付に受付票を提出して待合スペースで待っているとすぐに呼ばれました。

 

入ると、医師の先生と看護師と思われる方が2人いらっしゃいました。

医師から、いきなり「お母様、妊娠されている可能性はありますか?」と訊かれ「いえ、ないと思いますけど」と答えると、「では、レントゲン撮影お母様も手伝っていただけますか?」と言われました。

「はい」と言いながら一体何を手伝うのかわからないまま、重たいエプロンをつけさせられました。

 

ベッドに凹みのある発泡スチロールのようなものが置いてあり、その凹みの部分に頭を嵌めて撮影します。

るいは頭がかなり大きいので、凹みに頭が入らないかも😵と心配だったけど無事入ってよかった(笑)

 

仰向けで1枚、横向きで1枚、撮影して終了。

「はい、終わりです〜」

 

「え、もう終わりですか?」

「手伝って」と言われたけど私何もやらなかったんだが...

 

レントゲン室を出るときに私に期待されていた役割が判明。

看護師さんに、「こんなにいい子はなかなかいません。みなさんもっと泣いたり暴れたりするので...」と言われました。

なるほど、子供を押さえつけるのに母親の協力が必要だったのね(笑)

 

レントゲン撮影は待ち時間含めて10分程度で終わりました。早い!あっという間!

ちなみに、るいはまだ首が座っていないので被るタイプの服はちょっと着せるのが大変なのですが、もしかしたらレントゲン撮影のために服脱げと言われるかもと思って寝たまま着せられる(被らない)タイプの服を着せていきましたが、服は着たままで撮影できました😅

 

待ってる間に今回もミルクタイム

1階の小児科の受付に戻ると、前回と同様、診察室の前で待つよう言われました。

予約時間までまだあと25分くらいある...

今回も予約時間とミルクタイムが被ってしまっていたので、今日は最初から授乳室に入ってミルクをあげました。

 

ミルクを飲み終わったのは予約時間を過ぎていたけど、今日は時間が押していたようで、予約時間を20分ほど過ぎてから呼ばれました。

 

 

診察〜ヘルメットを勧められなさすぎて話が進まない(笑)

今回は前回と曜日が変わったので、別の先生でした。

今日担当の先生は前よりは若い方で、何でもハキハキと説明し、こちらの説明にもわかりやすく答えてくれる方でなかなか好印象(ちなみに前の先生がハキハキしていないという意味では全くないです!前の先生も丁寧で押し付けがましくなくてきちんとした方でした)。

 

まず、レントゲン写真を見ながら結果を教えてくれました。頭蓋骨縫合早期癒合症はないとのこと。ちなみにこの診断はどの病院でもヘルメット治療を始める前に必ずやるものだそうです。

 

そのうえで、まず、頭の形の歪みについての前提のお話。

  • 頭の歪みを治す方法はいくつかある。左右の非対称であれば、向き癖と反対の方向を向かせる方法とか。ヘルメットはその方法の一つにすぎない。
  • 向き癖の矯正は、仰向けになっている時間が長い今(月齢3〜4ヶ月)しかできない。左右の頭の歪みは何もしないでも自然に治るというものではないが、今の段階から意識的に日常生活の中で向き癖の矯正をしていけばある程度治る可能性もそれなりにある
  • ただ、向き癖の矯正をしたとしても治るかわからないからもう今の段階でヘルメットをやってしまうというのも一つの考え方。
  • あるいは、もし迷っているのならもう数週間〜1ヶ月様子を見ることもできる。今日3Dスキャンで頭を撮影するので、今日決めなくても、次回もう一度撮って比較して考えることもできる。⇦今日決めなくてもいいとは何度も言われました。
  • 頭の歪みを治すことで、頭痛や噛み合わせが良くなったりすることはあるが、頭の歪み以外の原因でそう言った症状が出ることもあり、ヘルメット治療をやったからといって頭痛や噛み合わせの悪さが絶対に出ないということはない。そこは万能だとは考えないでほしい。

 

こんな感じで、ヘルメット治療をそもそもやるのかというところで、かなり時間をとって説明をしてくれました。

ヘルメットをやった方がいいとかは絶対言わない。やらなくて全然いいし、迷ってるなら今日決めずにまた来てもいいし、という感じ。

 

先生の説明を聞いても私のやろうという決意は特に揺らぐことはなかったのですが、丁寧すぎて話が進まないので、

 

私「今始めずに待った方がいい理由ってあるんですか?」

先生「ありません。」

 

ないんかい(笑)ならなんでこんな2週間後とかでもいいですよ〜とか何度も言われるんだ...うだうだ迷う人が多いのかな。迷う気持ちはわかるけど。

頭の矯正という観点ではやはり始めるのは早ければ早い方がいいとのことなので、やることに決めました。

 

ベビーバンドの特徴〜とにかく色々時間がかからない

 


ヘルメット治療を開始するということで、ベビーバンドについてかなり詳しく説明してくれました。

慈恵医大は元々アイメットを取り扱っていたということで、アイメット(という固有名詞は仰っていませんでしたが、説明からしておそらくアイメットのことを指していたと思います)と比較しながら話してくれました。

 

1.  治療期間が短い

まず、ベビーバンドは矯正力が強めなので、比較的早く終わってしまうと言われました。

月齢4ヶ月からスタートしたら4〜5ヶ月で終了してしまいます。

「そのため、ヘルメットを長く着用していたいという方には向きません。

 

え、ヘルメット長くつけてたいって人もいるんだ(驚)

ヘルメットって目立つし、子供からしたら邪魔だろうし、個人的には短ければ短いほどいいと思っていたんだけど、そうじゃない人もいるんですね😳

 

ヘルメットは頭の保護を目的に作られているわけではないので保護機能はないのだが、それでもちょうど子供が動き始める時期なので、被っていた方が安心という保護者も一定数いらっしゃるらしいです。なるほど〜!

アイメットを取り扱っていた時代も、医師はもう終了でいいと言っているのに、保護者がまだつけていたいと言ってつけさせていた方が1人じゃなくいらっしゃったとか😅

 

アイメットはヘルメット内部に空間的余裕を持って作られているので、治療期間が長くなるし、治療終了後もしばらく装着することができるらしいのですが、

ベビーバンドは頭にフィットするように設計されているので、短い期間で矯正できるが、治療を終了したらきつくてもう被れない、ということらしいです。

 

2. 毎回の診察に時間がかからない&通院頻度が少ない

ベビーバンドは、外側のヘルメットシェルも、中のクッションも、最初に作ったものを最後までそのまま使います

これが毎回の診察で中のクッションを貼り替えるアイメットとは大きく異なるところです。

 

そのため、毎回の診察に時間がかからず、通院の頻度も1ヶ月半〜2ヶ月と比較的少ないです。

毎回の診察では、クッションの貼り替え等の代わりに、3Dスキャンで頭を撮って、治りの進度を見たり、肌トラブルがないかなどを確認するそうです。

ちなみにスキャンの結果はアプリで確認できます。

 

3.  ヘルメットの外も中も洗濯可能。洗い替えもある。

中のクッションは初めに2枚渡されます。洗濯できるので、片方洗濯している間にもう片方を使うこともできます。

これはとっても衛生的。るいは大変汗っかきなので助かるな〜

 

...でも2枚で足りるかな(笑)

そんな人のために、3枚以上欲しい方は別料金になりますが注文可能だと言うことです。

いくらくらいするのかな。3000円くらいだったら買おうかな。


 

 

その他のQ&A

Q.  左右差も気になりますが、後頭部のぺたんこ(いわゆる絶壁・短頭)も気になります。それも治りますか?

A.  ヘルメットをすれば、左右差は割とすぐに治ります。

絶壁も改善しますが、個人差が大きいです。日本人は(欧米の人等と比べて)後頭部が扁平の人が多いので、元の骨格というかポテンシャル・伸び代によって、「もうちょっと治ってほしかったな〜」という子は結構います。⇦先生正直😅

 

Q.  慈恵医大病院でベビーバンドの取り扱いを開始したのはいつですか?

A.  2022年8月です。もう1年経つので卒業生もいっぱいいます。⇦これはかなり安心材料😊

 

Q.  ヘルメットはどのくらいで完成しますか?

A.  (診察の日からではなく)メーカーに直接申し込みをしてから2週間で完成し病院に送られてきます。そのため、今日この後メーカーに申し込んでいただければ2週間後の同じ曜日にはもうヘルメットがきているはずなので次の診察を入れることができます。

赤ちゃんの頭の形は日々変わるので、もし、今日の3Dスキャンの結果でヘルメットを作るのであれば、今日か少なくとも数日以内に申し込んだ方がいいです。

もし1週間やそれ以上空いてしまうのであれば、申し込まずにもう一度診察に来ていただいて再度3Dスキャンの撮影をしていただいてから申し込まれることをお勧めします。

(私は今日申し込みます〜と言って、2週間後に診察の予約を入れていただきました。)

 

 

3Dスキャンの撮影、同意書など

ひととおり説明が終わった後、3Dスキャンのカメラでるいの頭を撮影しました。

写真屋さんでカメラマンさんが持っているような大きないかついカメラで先生が撮っていくのですが(先生が自ら撮ってくださいます)、なぜかここでるいが爆笑&大興奮。カメラが珍しくて面白かったらしい。

見たことないくらいテンションが上がっていました。無駄に最大限の笑顔が取れたということでした😅

 

それから、慈恵では、レントゲン撮影なしで頭蓋骨縫合早期癒合症かどうかの診断を行えるようにするための研究をおこなっているらしく、るいのレントゲンの結果を研究に使用するための同意書にサインしました。

この同意書は任意なので、使用を許可されたくない方は同意する必要はありません。

私は一応個人を特定されるような情報とともに使用することはないことを確認した上で同意書にサインしました。

 

これで長い診察は終わりました。今日は50分くらい話していたのではないかな。

今日の診療代も0円でした☺️

 

次回の診察はヘルメットを渡して説明をして終わりなので、そんなに時間はかからないだろうとのこと。次回から自由診療になり、診察代2500円がかかるそうです。

 

家に帰って契約の申し込み

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帰宅後、先生に言われたとおり、その日のうちにヘルメットの申し込みをしました。

診察の際にもらった説明書にQRコードがあるので、それを読み込んで申し込みのページに行きます。

 

ここでトラップが。

申し込みの際にデザインを決めなくてはなりません。

本日時点で13種類あります。こちらに掲載されています↓

 

これがめっちゃ迷った... 可愛い柄がいくつもあったので。

元々地味めのにしようと思っていたのだけど、ヘルメットを装着して居るのが4ヶ月程度の短期間になることがわかって、せっかくだから派手めで可愛いのにしようか、いや、でも地味めがいいのか...

結局派手めのにしました😅

 

3Dスキャンの撮影をしたらその日(か数日以内)のうちに申し込みをしなくてはならないので、

柄はあらかじめ考えて決めておくことをお勧めします!