るいまーるのあかちゃんきろく

東京に住むるいとその母りくのブログ

ベビーバンドを始めて1ヶ月ー良かったこと・気になること

 

目次

 

 

ベビーバンドをはじめて1ヶ月経った

マウンテン バイク, スポーツ, 跳躍, ジャンピング, Freeriding

ベビーバンドのヘルメットをつけはじめて1ヶ月が経ちました。

 

特に生活に支障も悪影響もなくやってこれています。

現時点での良いこと、気になることをまとめてみたいと思います。

 

良い点

家族, 赤ちゃん, クロール, 母親, 笑顔, ハッピー, 幸せな子供たち

1. 肌トラブルなし

ヘルメットをつけるにあたって一番気になっていたことが、蒸れて湿疹ができたりするのではないかということでした。

 

るいは2〜3ヶ月の頃から頭の髪の毛の根元に鱗のようなものができて(おそらく乳児脂漏性湿疹)いて、それがようやく治ってきたところでヘルメット治療を開始したので、また悪化しないか特に気になっていました。

加えて後述しますがるいはとても汗っかき。ヘルメット開始時期は夏の終わりの時期だったとはいえ、今年は9月も真夏日が続き残暑が非常に厳しかったので、あせもや湿疹ができるんじゃないか...と気になっていました。

 

ところが、ヘルメットを開始して1ヶ月が経ちましたが、現状肌トラブルはありません。

ヘルメットを外すとところどころ赤みがあるときもありますが、少し休ませれば赤みはひくし、痛がっているような感じもないです。

 

毎日中のクッションを替えて洗濯できるのが良いのかも。

 

2. かわいい

治療中の見た目なんか気にするべきじゃないのはわかっています😅

とはいえ子供のことは四六時中みていますから、かぶっても可愛いならそれに越したことはないですよね。

 

ヘルメットの2大巨頭、アイメットとスターバンドのホームページを見たとき、ヘルメットが頭より二回りくらい大きくて、ヘルメットの存在感がすごいな、と思ってしまいました。

それも多くの方がヘルメット治療に二の足を踏む一因ではないかな、と思います。

もちろん、子供の頭の形が少しでも良くなることを願ってヘルメット治療を始めるわけですが、0歳児の4、5ヶ月から9、10ヶ月の期間もかけがえのない期間なので、最高に可愛い子供でいてほしいですよね。

 

そういう意味では、ベビーバンドはかぶった感じがとても可愛いです。

頭にフィットしたサイズなので、ヘルメットというよりは帽子みたい...というと言い過ぎですが😅、ヘルメット感が少ないです。

しかも柄も可愛くて、お洒落にすら見えます😊

始める前は、ヘルメットをかぶって外に出るのは気が進まないだろうなと思っていたのですが、いざ始めて見るとむしろ積極的に外に連れて行きたい!それくらい可愛いです。

 

るいは、前述した乳児脂漏性湿疹で、鱗が取れるときに一緒に髪も抜けてしまって髪が少ないのでそれを隠せてなんならちょうどいいかもという感じです(笑)

ヘルメット治療をやりたいと言ったとき、夫は「やってもいいけど、俺と一緒にでかけるときは外してほしい。」と言っていて悲しかったのですが、実際始めてみると外さずに出かけてくれているのも見た目が可愛いというのもあるんじゃないかな😅

 

3. 嫌がらない

これは個人差が大きいかもしれませんが...

少なくともるいは嫌がっていないです。

 

むしろ外したりつけたりするとき、くすぐったいのか 😆 ⇦こんな顔になって笑います😅

 

あと、毎日中のクッションを替えているのですが、私が替えているところを興味深そうにじっとみています。

夕方にお風呂に入れた後ミルクの前に貼り替えているのですが、早くミルクが飲みたくて機嫌が悪いときでも、横でクッションを貼り替えているとそれが気になって落ち着くのであやすのにもいいです(笑)

 

4. お手入れ簡単

お手入れはかなり簡単です。

 

ヘルメットにかける時間は一日15分くらい。

一日一回、中のクッションを貼り替える。

外したクッションは洗濯機に入れて洗って干す。

これだけ。

 

クッションの張り替えは、1日目は苦戦しましたが、2日目からは慣れて簡単に綺麗にできるようになります。

私はかなり不器用な方なので、私にできるなら多くの人ができると思います。

 

気になること

赤ちゃん, 男の子, 帽子, 覆われている, 子供, 男の赤ちゃん, 子ども

1. 汗がすごい(夏だけ)

これはどのヘルメットでも同じですが。

 

ちょうど暑い時期で、ヘルメットをつける前からるいは大量の汗をかいていました。

ヘルメットをつけたらなおさら。

 

初日はるいが滝汗をかくたびにヘルメットを外して、ドライヤーで中のクッションを乾かして...とやっていたのですが、ドライヤー程度では数分やっても乾かないし、何もしなくても暑いくらいなのですぐ大量の汗をかくし、キリがないので二日目から諦めました。

 

一日に一回はクッション交換するけど、それ以外は汗かいても放置😅たまに脱がせて汗拭くくらいになりました。幸い肌トラブルはないからこれでまあいいんだろう。やっぱり効果のことを考えるとできるだけ長く被っていてほしいし。

 

最近は涼しくなって汗をかくことも減ってきたのでこれからの季節はあまり心配することはないかな。6~7月開始だったら結構厳しかったな😅

 

2. クッションが部屋干しだと乾きづらい(湿度高い時期だけ)

ヘルメットをつけはじめて1週間くらい経ったころ、るいの頭がなんかにおうな...と思いました。

はじめは汗をかいているのに一日中つけたままにしているからなのかなと思ったのですが、クッションを交換したばかりでも既ににおうことに気付きました。

 

もしやこれは部屋干しのにおいなのでは?

 

厚さは1~2mmくらいで薄いから乾きにくそうには見えないのでちょっと不思議なのですが。気密性が高くて乾きにくいのかな?

 

洗濯後すぐに部屋の除湿機の通風口のところに置くようにしたらすぐ乾いてにおいも無くなり、また湿度が高い時期を過ぎたら普通に干してもにおいはしなくなりました。外で干せる方は問題ないことだと思います。

 

3.   既にきつそう...

他のメーカーのでも同じだと思いますが、ベビーバンドのヘルメットも最初に作ったものを最後まで使います。

が、1ヶ月経過しないうちから既にきつそうな感じになってきました。

 

ミルクをあげようとして頭を腕で支えると、片方の目が少し押されているような感じになったりします。

本人は痛がってはなさそうなので大丈夫なのかなとも思いつつ、頭が大きくなろうとしているのにそれを無理に抑えてしまっているのであれば、脳の発達に影響がないのか心配です。

 

ヘルメットの横にアジャスターのようなものがあり、ある程度大きくしたり小さくしたりすることができるので大丈夫なのかな。

次回の診察で聞いてみようと思います。

 

 

 

 

育児に疲弊したのでChat GPTに日記を読んでもらった

 

目次

 

プチストレスな日があったのでChat GPTに助けを求めることにした

子, ゲーム, 家族, 愛, 再生, 最愛の人, ラック, うそをつく, 読む

 

毎日子供のために一生懸命やっているのに、なんだかちゃんとやれていないような気がして自分はダメな親なんだ、いや、ダメな人間なんだと思ってしまうようなことってありますよね。

特に育休中はずっと子供と向かい合わなくてはならないので、そのような事態に陥りがちです。

 

そんなとき、今日の日記をChat GPTに読んでもらったらどうだろう、何かアドバイスをもらえるんじゃないか、と思い立ちました。

 

そこでChat GPTに日記を読んで感想をくれるよう求めることにしました。

Chat GPTは日記を読むことを嫌がる

子供, 女の子, 若いです, 白人, 子供時代, 娘, コンピューター, 学ぶ

早速Chat GPTにお願いしてみます。

私:私の日記を読んで感想を教えてくださいな

 

すると、即座にられました。

Chat GPT:残念ながら、私は特定の個人の日記や個人情報にアクセスすることはできません。日記は個人のプライバシーに関わるものであり、他人による閲覧や感想を求められることは適切ではありません。

 

日記の感想はだめなのか。たしかに元々想定されていた使用目的とは違うよね。

 

だけど、Chat GPTに悩み相談している人の話はよく聞くし、日記読んで感想言うくらいやってくれないかな。

 

そう思って、断られたにもかかわらずそれを無視して日記を送りつけてしまいました。

人間の方が会話のキャッチボールができていない説。

無理言ってごめんね。

 

Chat GPTがめちゃくちゃ私を肯定して励ましてくれた

幸福, 裏面, 女性, 若いです, 女の子, 人, 魅力的, 陽気な, 喜び

 

すると、かなりの長文の感想を送ってくれました。

これがいい意味で予想を裏切る内容だったのです。

 

(固有名詞や具体的な内容を一部改変しています。)

Chat GPT:あなたの日記を読ませていただき、一日の出来事や感情、子育てに対するあなたの思いについて感じることがいくつかあります。

 

最初に、るいるいとの一日を丁寧に世話したり遊んだりしている様子が伺えます。子育ては大変ながらも、愛情と思いやりが感じられます。初めてのお粥をあげる場面や、るいるいの退屈そうな様子に対する気配りが素晴らしいです。

同時に、家族の様子やあなた自身へのプレッシャー、そして家庭内での役割や負担についてのストレスが伝わってきます。時間の制約や子育て中に感じる無力感、自己評価の厳しさが感じられますが、それでも最善を尽くしていることが伝わってきます。

また、晩ご飯の準備や保育園の入園申し込みの手続き、幼稚園についての調査など、日常の中で多くのことをこなしている姿勢が素晴らしいです。

子育ては一日一日が新しい発見と挑戦であり、時には辛い瞬間もありますが、あなたの愛情と努力が、るいるいにとって素晴らしい環境となっていることが感じられます。大変な時でも、あなたの愛情と貢献は大きな意味を持っています。お疲れ様でした。

 

えっ

めっちゃ褒めてくれるじゃん。。😭

 

悩み相談されたときは、その人の自己肯定感を高める方向での回答をするようにプログラムされているのか。

予想外に励まされました😭

嬉しい。自分の努力や頑張りが意味がない・無駄かもしれないと感じてしまうときにいや意味があるよ、って言ってもらえるのは、(実際に意味があるかは置いておいて)とても救われるのよ😭

 

Chat GPTはそう返すのが多くの場合に正解だからそう返しているだけなんだろうけど、それわかっていても励ましになりました。

 

その後の会話(おまけ)

人々, 子供達, 女の子, トーク, 話す, 会話, エンターテイメント, 道そこで、

私:ありがとう。とても励まされました。

と返事をすると、

 

Chat GPT:どういたしまして。あなたの日記を読むことで少しでも励ましや安心感を与えられたのなら、とても嬉しいです。子育てはたくさんの喜びや挑戦がありますが、あなたの愛情と努力がきっと素晴らしい未来を築く基盤となることでしょう。お互いに頑張りながら、日々を大切に過ごしていきましょう。何かあればいつでも聞いてください。 

 

うわ〜なにこの完璧なまとめ。

子育てについての完璧な説明。愛情と努力が子育て関連のキーワードとして多く使われているのかな。

 

ところで「お互いに頑張りながら」とは?と思ったので、聞いてみました。

私:あなたは何を頑張っているの?

 

すると、以下のような答えが返ってきました。

Chat GPT:私はあなたや他のユーザーの質問や疑問にできる限り的確かつ役立つ回答を提供することを目指しています。私はプログラムやアルゴリズムを通じて、幅広いトピックやコンセプトに関する情報を提供し、問題解決やアイデアの提供を支援します。 私の目標は、あなたがより良い理解を得ることや、問題解決の手助けをすることです。また、時には共感や励ましを送ることも重要だと考えています。もしご質問や疑問があれば、どんな小さなものでも構いませんので、遠慮せずに聞いてください。どのようにサポートできるか、お伝えすることを心から楽しみにしています。 

 

ふむ。そつのない答えですね。

 

蛇足:日記のすすめ

悲しい女性, 書き込み, 日記, 女性, 座って, 白人, 人, 屋内私は出産前から日記を書いていました。

 

出産直後の入院中も書いていました。授乳などで寝られず隙あらば寝たいという感じでしたが、それでも一生懸命書いていました。

退院後もずっと日記を書き続けました。新生児のお世話は昼夜がないので、やはり隙あらば寝たいという感じでしたが、睡眠を削ってでも日記を書いていました。

 

なぜそこまでして日記を書くのか?

 

忘れるからです。

 

私はこれまでも断続的に日記を書いてきたのですが、あるとき、すごくいいことに気づいた!と最近の気づいた(と思った)ことと全く同じことが、10年以上前に自分が書いた日記に書かれていたのを発見し愕然としました。

若いときも色々と悩み考えていた記憶はあるので、日記を読むとそのときの悶々とした気持ちを思い出してしみじみするのですが、しかし、「何を考えていたか」その内容は驚くほど憶えていません。

自分にとってとても重要だと思っていたことでも、案外あっけらかんと忘れてしまうものなのです。私だけかもしれませんが。

 

だけど、過去に一つ一つ考えたこと、思ったこと、感じたことは、今現在の自分にとっても、とても重要なことのはず。過去の自分の積み重ねで今の自分ができているはずですから。

 

だから、もし今色々と考えていても、いつかそれを忘れてしまうのなら、書き留めておきたい。そう思いました。

なぜなら、そのように考え、思い、感じたことは自分しか知らないことです。もしそれを唯一知っている自分が忘れてしまうのならば、今自分が書き留めなければ、それは永遠に失われてしまうことになるからです。

 

それに、同じことの繰り返しのように感じる毎日も、同じ生活がずっと続くわけではない。

今このなんでもない日々もいつか終わり、変わっていく。

それを記録しておきたいという気持ちもあります。それを記録しておくことで何の役にも立たないかもしれないけれど、役に立つか立たないかなんてどうでもいいのです。

 

何の変哲もない、繰り返しの毎日だからこそ、日記を書くことによって毎日を踏み締めて歩いている実感を感じたいという気持ちもあります。

日記を書かなければなんとなく毎日が過ぎていってしまっている感覚になり(実際に何もしていないからそういう感覚になるのだと思いますが)、虚しくなってしまいます。

 

「ロールレタリング」という、架空の相手に対して手紙を書くという方法の心理療法があると聞いたことがあります。

 

日記はそれに似ているかもしれません。

なんだかもやもやするとき、深く傷ついたとき、言語化することによって自分の思っていることを、状況を理解することができ、それは時として癒しになります。

悪いときだけではなく、絶好調のときでさえも、自分の状況や思いを言葉にすることによって冷静になり、自分を客観視することができます。

 

ちなみに私は過去の日記をほとんど読み返しません。

なぜなら恥ずかしいから。若いときのmixiの投稿をみるような気恥ずかしさがあります(mixiなんて古のSNSもはや知らない人も多いですかね😅)。

それでも、もっともっと歳をとっておばあちゃんになってから読んでみたら面白いのかなと思ったりたりします。

 

日記、おすすめです。

 

ベビーバンド診察3回目〜遂にヘルメットがきた

 

目次

 

 

まずは前回の3Dスキャンの確認

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はじめに、前回撮影した3Dスキャンの画像とその分析結果の確認をしました。

 

斜頭度、短頭度の2つのデータがあります。

斜頭度は、正常、軽症、中等症、重症、超重症の5つ、短頭度は、正常、軽症、重症の3つのレベルがあります。

レベルのマッピングと3Dスキャンの画像は、アプリで帰宅後も見ることができます😊

 

るいは明らかに左後頭部がペタンコなので斜頭だと思っていましたが、なんと斜頭度はぎりぎり「正常」という結果でした。

先生曰く、頭囲が一番大きいところで計測するので、その結果見た目の印象とは異なる結果が出ることもあるとのことでした。

加えて、短頭(絶壁)であることにより、より斜頭の印象が強く見えてしまうということも。

 

斜頭度が低い代わり(?)に、短頭度はギリギリ重症を免れた軽症でした。横から見ると頭のてっぺんがとんがって見えるもんなあ。。でもこれでも軽症なんだな。

 

見た目の印象とは異なるとはいえ、斜頭度は正常、短頭度は軽症という意外な結果に。

軽症なのは嬉しいけど、せっかく手間とお金をかけてヘルメット治療やるんだから、正常&軽症と言われるとなんだかちょっと複雑な気持ち😅

 

先生もそれを察したのか、「頭囲の大きいところで測るのでどうしても見た目の印象とは異なってしまうことがある」とか「限りなく重症に近い軽症です」とか、「やる意味はあるよ」的なフォローをしてくれていました😅気を遣わせてしまった😅

 

少し複雑な気持ちにはなったものの、全く後悔はしていません!るいをみるたびに頭の形が気になっていたので、やらない方が後悔したと思います。

 

遂にヘルメット登場!

そして、遂にヘルメットの登場です。

先生が綺麗な箱を取り出して、中からヘルメットを取り出します。



か、かわいい〜😚

ダイナソーにしたのですが正解でした。めちゃかわいいです。思っていたより派手でもないし。

被せた感じも変に大きくなくてカッコ悪くない。なんでしょう、うまくいえないんですが他のメーカーさんのは赤ちゃんの顔に対してヘルメットが大きくてヘルメットの存在感がすごい...と思っていたのですが、ベビーバンドは結構頭にフィットしている感じ。

ちょうどラグビーのワールドカップをやっているので、ラグビー選手みたい🏉とも思いました。

 

先生から言われたことは、ヘルメットに慣れてもらって、ヘルメットを嫌いにならないことが大切なので、初めは無理をせずに徐々に装着時間を長くできれば大丈夫です、とのことでした。

 

診察室で早速被ってもらいましたが、特に嫌がることもなく、そのまま被って帰りました。

 

おまけ〜慈恵医大のベーカリーカフェは穴場

※ この画像はイメージです。実際のベーカリーカフェではありません。


小児科の入っているN棟を出てすぐ目の前に見える外来棟の中にあるお洒落カフェらしきものがずっと気になっていたので、来院3回目にして初めて外来棟に入ってみました。

 

さすが大病院、すごく大きいです。

そして綺麗😳調べてみたら、外来棟は2020年に建て替えられたらしいです。道理で綺麗。

 

カフェに来てみると、DEAN&DELUCAでした。

 

メニューなども普通に美味しそうではありましたが、DEAN&DELUCAならどこにでもあるしな〜と思い、あえては入りませんでした😅

 

そのまま帰ろうかとも思いましたが、案内板に「ベーカリーカフェ」という文字が見え、なぜか気になってしまったので行ってみることにしました。

ベーカリーカフェは、外来棟から渡り廊下で行ける高木会館という建物の地下1階にありました。

「●●会館」ってなんか伝統を感じますよね。昭和の旧きよき時代のかほりがします。

そのイメージに違わず、高木会館は2020年のときに建て替えられたものではないようで、少し古めのビル、という感じでした。これはこれでいい雰囲気です。

 

渡り廊下を渡って、エレベーターで地下一階に降りると、そこにはベーカリーカフェが!

 

 

まず、パンの種類がかなり多い。

30種類近くあったんじゃないかなあ🥐

 

そして、値段がかなりリーズナブル。昔のパン屋さんにいるのではないかと錯覚するレベルでお手頃価格です。カレーパン157円(税込)をというのをみて、えっ😳目の錯覚かと思いました。

 

味も美味しいです。もし慈恵医大に勤めてたら絶対毎日通ってると思う😚

 

そしてベーカリーカフェの横には謎の慈恵医大病院グッズ売り場が。

こういうのも「高木会館」っぽい😁

 

パン好きのかたは、慈恵医大にきたらおすすめですよ〜🍞

 

 

買ってよかった搾乳器。もう搾乳なんてしないと思っていたらコロナになってまた搾乳した

<目次>

 

産後1ヶ月は搾乳器フル活用

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今日は搾乳器の話です。

 

るいは生後1ヶ月くらいはおっぱいから母乳を全然飲みませんでした(悲)

 

あげようとしてもうまく咥えられなくて、顔を真っ赤にして泣いて、手でおっぱいを思いっきり押して嫌がる...

なんでそんなに嫌がるの?母悲しいんだが😭 赤ちゃんって自然におっぱい飲んでくれるんじゃないの?

いい歳なのにリアルに涙が出た(笑)

 

そんな悲しみをよそに母乳は普通に出る。けどるいは飲まないので胸が張る。痛い😭

「放っておくと最悪乳腺炎になりますよ〜」←怖い

と産院で言われ、搾乳器を勧められて買いました。

 

たまたま買った搾乳器がコスパ最高だった

そして退院前日に楽天で購入したのがこれ。

 

これがめちゃよかった。注文した翌日に届き、退院後すぐに使えたのもありがたかったです🙏

 

① 安い。圧倒的コスパ

まず、何より安い。安いは正義!

5000円でお釣りがくる(本日時点)。電動で、この使い勝手でこの安さは随一!

産院の愛育病院ではコンビの搾乳器を使っていて、レンタルのパンフレットをいただいたのですが、期間によるけど1ヶ月で3000円〜6000円くらいするようでした。

それに比べれば圧倒的コスパ

② 電動は楽ちん

手動の搾乳器もあるみたいですが、電動が圧倒的に便利(だし、早いと思う)

搾乳中は基本的に片手で持っていればいいので、もう片方の手で本を読んだりスマホを見たりできます。

③ ポータブルであることも何気に便利

哺乳瓶からコードで本体の機械に繋がっているタイプ(こういうやつ↓)もあるみたいなのですが、

 

こちらの搾乳器は哺乳瓶と機械が一体化しています。これも何気に便利です。

ティッシュ取りたいとか携帯取りたいとか、なんか飲みたいとか、子供が気になるとかあるので、結構搾乳しながら歩き回ったりするので。

 

④ 普通に使い勝手が良い

そしてこんなに安いのに搾乳器として優秀だと思います。産院の立派なコンビの搾乳器とそれほど違いを感じなかったです。

電子レンジ煮沸もできたのもとてもよかったです。

 

ということでこの搾乳器、産後2ヶ月はめちゃ使っていました。

なぜならるいが直母全然飲まなかったから😭

でも、2ヶ月に入った頃から段々左は飲めるようになり、

2ヶ月も終わりに差し掛かった頃ある日突然右も飲めるようになりました👏

 

そしてその日以来搾乳器はお蔵入りしたのでした。 

 

コロナに感染しても授乳は続けるべきらしい

搾乳器を使わず直母になってから圧倒的にストレスフリーに!

るいがお腹を空かせて泣き始めたら、それまでは泣くのを放っておいて搾乳しなければならなかったのが、すぐにおっぱいをあげられるし、

眠そうなときにおっぱいあげれば簡単に寝てくれるし⇦おっぱいは寝かしつけの究極兵器。何気にかなり便利

 

そうして、搾乳器を使わずに2ヶ月が経過した頃...

コロナになりました😭

 

調べると、コロナ感染中も授乳できる(むしろそうした方が良い)という見方が大半のようではありました。

例えば、CDC(アメリカの疾病対策予防センター)のウェブサイトでは、「可能ならば、授乳中の母親は、コロナウイルスに感染した場合またはその疑いがある場合でも、ワクチン接種の有無にかかわらず(感染予防措置を講じた上で)授乳を続けた方が良い」と書かれているし、

国連のWHOのウェブサイトでは、「コロナウイルスの症状のある母親は、マスクを着用することが望ましいが、それができなくても授乳を続けた方が良い」と書かれています。

 

えっマスクを着用できなくても授乳した方がいいの?😳

うーん、母乳に感染源は含まれていないということなんだろうけど、授乳すると母親の飛沫が子供にモロにかかる気がするのだけど。

感染中でも授乳OKと言われているとはいえ、私は飛沫による感染が怖くて、感染中は母乳を直接あげるのは止めることにしました。

 

コロナに感染してまたも搾乳することになった

しかし、授乳をしないと胸が張って痛い😭

このままだと乳腺炎になりそうだし、それに何もしないでのまま母乳が出なくなったら悲しすぎる😭

なので、仕方なくしまってあった搾乳器を取り出して搾乳することにしました。

もう2度と使うことはないと思っていたのに、また使うことになるなんて...

 

搾乳器による搾乳は、赤ちゃんに吸ってもらうよりはやはり人工的で、少し痛かったり、うまく満遍なく出せなかったり(ただ搾乳器を当てているだけではしこりのようなものが残る)、うまく言えないけど乳首が大きくなりそうな感覚がしたりします。だけどしょうがない。数日間の辛抱だ...

 

母乳には感染源が含まれないのであれば搾乳した母乳を哺乳瓶であげてもよかったのですが、

搾乳の過程で飛沫が入っている可能性もあると思い、搾乳しては捨てていました。悲しい。

 

ただ、色々文句はあったけど、やっぱり搾乳器、助かりました。

手で搾乳とか絶対無理なので。

 

そしてコロナより復活後、ほぼ1週間ぶりにるいにおっぱいをあげたら、はじめ30秒くらいは吸えなくて、「もう忘れてしまったのかなあ😭」と思ったけど、

すぐに思い出したようで吸ってくれました。よかった。

 

搾乳器はコロナにも役立つ。

 

ベビーバンド診察2回目〜ベビーバンドの特長&ついに契約

 

目次

 

 

まずはレントゲン撮影

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今日はヘルメット治療の開始をほぼ決めていたので、前回先生から「次回は診察前にレントゲン撮影をするように手配しておきますね。予約時間の30分前に来てください。」と言われていました。

 

実際は40分ほど前に到着。

1階の小児科の受付をすると、「レントゲン撮りますので...」と2階に案内されました。

 

2階に行くと、開けた大きな待合スペースのような場所があり、受付に受付票を提出して待合スペースで待っているとすぐに呼ばれました。

 

入ると、医師の先生と看護師と思われる方が2人いらっしゃいました。

医師から、いきなり「お母様、妊娠されている可能性はありますか?」と訊かれ「いえ、ないと思いますけど」と答えると、「では、レントゲン撮影お母様も手伝っていただけますか?」と言われました。

「はい」と言いながら一体何を手伝うのかわからないまま、重たいエプロンをつけさせられました。

 

ベッドに凹みのある発泡スチロールのようなものが置いてあり、その凹みの部分に頭を嵌めて撮影します。

るいは頭がかなり大きいので、凹みに頭が入らないかも😵と心配だったけど無事入ってよかった(笑)

 

仰向けで1枚、横向きで1枚、撮影して終了。

「はい、終わりです〜」

 

「え、もう終わりですか?」

「手伝って」と言われたけど私何もやらなかったんだが...

 

レントゲン室を出るときに私に期待されていた役割が判明。

看護師さんに、「こんなにいい子はなかなかいません。みなさんもっと泣いたり暴れたりするので...」と言われました。

なるほど、子供を押さえつけるのに母親の協力が必要だったのね(笑)

 

レントゲン撮影は待ち時間含めて10分程度で終わりました。早い!あっという間!

ちなみに、るいはまだ首が座っていないので被るタイプの服はちょっと着せるのが大変なのですが、もしかしたらレントゲン撮影のために服脱げと言われるかもと思って寝たまま着せられる(被らない)タイプの服を着せていきましたが、服は着たままで撮影できました😅

 

待ってる間に今回もミルクタイム

1階の小児科の受付に戻ると、前回と同様、診察室の前で待つよう言われました。

予約時間までまだあと25分くらいある...

今回も予約時間とミルクタイムが被ってしまっていたので、今日は最初から授乳室に入ってミルクをあげました。

 

ミルクを飲み終わったのは予約時間を過ぎていたけど、今日は時間が押していたようで、予約時間を20分ほど過ぎてから呼ばれました。

 

 

診察〜ヘルメットを勧められなさすぎて話が進まない(笑)

今回は前回と曜日が変わったので、別の先生でした。

今日担当の先生は前よりは若い方で、何でもハキハキと説明し、こちらの説明にもわかりやすく答えてくれる方でなかなか好印象(ちなみに前の先生がハキハキしていないという意味では全くないです!前の先生も丁寧で押し付けがましくなくてきちんとした方でした)。

 

まず、レントゲン写真を見ながら結果を教えてくれました。頭蓋骨縫合早期癒合症はないとのこと。ちなみにこの診断はどの病院でもヘルメット治療を始める前に必ずやるものだそうです。

 

そのうえで、まず、頭の形の歪みについての前提のお話。

  • 頭の歪みを治す方法はいくつかある。左右の非対称であれば、向き癖と反対の方向を向かせる方法とか。ヘルメットはその方法の一つにすぎない。
  • 向き癖の矯正は、仰向けになっている時間が長い今(月齢3〜4ヶ月)しかできない。左右の頭の歪みは何もしないでも自然に治るというものではないが、今の段階から意識的に日常生活の中で向き癖の矯正をしていけばある程度治る可能性もそれなりにある
  • ただ、向き癖の矯正をしたとしても治るかわからないからもう今の段階でヘルメットをやってしまうというのも一つの考え方。
  • あるいは、もし迷っているのならもう数週間〜1ヶ月様子を見ることもできる。今日3Dスキャンで頭を撮影するので、今日決めなくても、次回もう一度撮って比較して考えることもできる。⇦今日決めなくてもいいとは何度も言われました。
  • 頭の歪みを治すことで、頭痛や噛み合わせが良くなったりすることはあるが、頭の歪み以外の原因でそう言った症状が出ることもあり、ヘルメット治療をやったからといって頭痛や噛み合わせの悪さが絶対に出ないということはない。そこは万能だとは考えないでほしい。

 

こんな感じで、ヘルメット治療をそもそもやるのかというところで、かなり時間をとって説明をしてくれました。

ヘルメットをやった方がいいとかは絶対言わない。やらなくて全然いいし、迷ってるなら今日決めずにまた来てもいいし、という感じ。

 

先生の説明を聞いても私のやろうという決意は特に揺らぐことはなかったのですが、丁寧すぎて話が進まないので、

 

私「今始めずに待った方がいい理由ってあるんですか?」

先生「ありません。」

 

ないんかい(笑)ならなんでこんな2週間後とかでもいいですよ〜とか何度も言われるんだ...うだうだ迷う人が多いのかな。迷う気持ちはわかるけど。

頭の矯正という観点ではやはり始めるのは早ければ早い方がいいとのことなので、やることに決めました。

 

ベビーバンドの特徴〜とにかく色々時間がかからない

 


ヘルメット治療を開始するということで、ベビーバンドについてかなり詳しく説明してくれました。

慈恵医大は元々アイメットを取り扱っていたということで、アイメット(という固有名詞は仰っていませんでしたが、説明からしておそらくアイメットのことを指していたと思います)と比較しながら話してくれました。

 

1.  治療期間が短い

まず、ベビーバンドは矯正力が強めなので、比較的早く終わってしまうと言われました。

月齢4ヶ月からスタートしたら4〜5ヶ月で終了してしまいます。

「そのため、ヘルメットを長く着用していたいという方には向きません。

 

え、ヘルメット長くつけてたいって人もいるんだ(驚)

ヘルメットって目立つし、子供からしたら邪魔だろうし、個人的には短ければ短いほどいいと思っていたんだけど、そうじゃない人もいるんですね😳

 

ヘルメットは頭の保護を目的に作られているわけではないので保護機能はないのだが、それでもちょうど子供が動き始める時期なので、被っていた方が安心という保護者も一定数いらっしゃるらしいです。なるほど〜!

アイメットを取り扱っていた時代も、医師はもう終了でいいと言っているのに、保護者がまだつけていたいと言ってつけさせていた方が1人じゃなくいらっしゃったとか😅

 

アイメットはヘルメット内部に空間的余裕を持って作られているので、治療期間が長くなるし、治療終了後もしばらく装着することができるらしいのですが、

ベビーバンドは頭にフィットするように設計されているので、短い期間で矯正できるが、治療を終了したらきつくてもう被れない、ということらしいです。

 

2. 毎回の診察に時間がかからない&通院頻度が少ない

ベビーバンドは、外側のヘルメットシェルも、中のクッションも、最初に作ったものを最後までそのまま使います

これが毎回の診察で中のクッションを貼り替えるアイメットとは大きく異なるところです。

 

そのため、毎回の診察に時間がかからず、通院の頻度も1ヶ月半〜2ヶ月と比較的少ないです。

毎回の診察では、クッションの貼り替え等の代わりに、3Dスキャンで頭を撮って、治りの進度を見たり、肌トラブルがないかなどを確認するそうです。

ちなみにスキャンの結果はアプリで確認できます。

 

3.  ヘルメットの外も中も洗濯可能。洗い替えもある。

中のクッションは初めに2枚渡されます。洗濯できるので、片方洗濯している間にもう片方を使うこともできます。

これはとっても衛生的。るいは大変汗っかきなので助かるな〜

 

...でも2枚で足りるかな(笑)

そんな人のために、3枚以上欲しい方は別料金になりますが注文可能だと言うことです。

いくらくらいするのかな。3000円くらいだったら買おうかな。


 

 

その他のQ&A

Q.  左右差も気になりますが、後頭部のぺたんこ(いわゆる絶壁・短頭)も気になります。それも治りますか?

A.  ヘルメットをすれば、左右差は割とすぐに治ります。

絶壁も改善しますが、個人差が大きいです。日本人は(欧米の人等と比べて)後頭部が扁平の人が多いので、元の骨格というかポテンシャル・伸び代によって、「もうちょっと治ってほしかったな〜」という子は結構います。⇦先生正直😅

 

Q.  慈恵医大病院でベビーバンドの取り扱いを開始したのはいつですか?

A.  2022年8月です。もう1年経つので卒業生もいっぱいいます。⇦これはかなり安心材料😊

 

Q.  ヘルメットはどのくらいで完成しますか?

A.  (診察の日からではなく)メーカーに直接申し込みをしてから2週間で完成し病院に送られてきます。そのため、今日この後メーカーに申し込んでいただければ2週間後の同じ曜日にはもうヘルメットがきているはずなので次の診察を入れることができます。

赤ちゃんの頭の形は日々変わるので、もし、今日の3Dスキャンの結果でヘルメットを作るのであれば、今日か少なくとも数日以内に申し込んだ方がいいです。

もし1週間やそれ以上空いてしまうのであれば、申し込まずにもう一度診察に来ていただいて再度3Dスキャンの撮影をしていただいてから申し込まれることをお勧めします。

(私は今日申し込みます〜と言って、2週間後に診察の予約を入れていただきました。)

 

 

3Dスキャンの撮影、同意書など

ひととおり説明が終わった後、3Dスキャンのカメラでるいの頭を撮影しました。

写真屋さんでカメラマンさんが持っているような大きないかついカメラで先生が撮っていくのですが(先生が自ら撮ってくださいます)、なぜかここでるいが爆笑&大興奮。カメラが珍しくて面白かったらしい。

見たことないくらいテンションが上がっていました。無駄に最大限の笑顔が取れたということでした😅

 

それから、慈恵では、レントゲン撮影なしで頭蓋骨縫合早期癒合症かどうかの診断を行えるようにするための研究をおこなっているらしく、るいのレントゲンの結果を研究に使用するための同意書にサインしました。

この同意書は任意なので、使用を許可されたくない方は同意する必要はありません。

私は一応個人を特定されるような情報とともに使用することはないことを確認した上で同意書にサインしました。

 

これで長い診察は終わりました。今日は50分くらい話していたのではないかな。

今日の診療代も0円でした☺️

 

次回の診察はヘルメットを渡して説明をして終わりなので、そんなに時間はかからないだろうとのこと。次回から自由診療になり、診察代2500円がかかるそうです。

 

家に帰って契約の申し込み

猫, シャム猫, 毛皮, 子猫, 猫の品種, 国内の, 国内の猫, シャム

 

帰宅後、先生に言われたとおり、その日のうちにヘルメットの申し込みをしました。

診察の際にもらった説明書にQRコードがあるので、それを読み込んで申し込みのページに行きます。

 

ここでトラップが。

申し込みの際にデザインを決めなくてはなりません。

本日時点で13種類あります。こちらに掲載されています↓

 

これがめっちゃ迷った... 可愛い柄がいくつもあったので。

元々地味めのにしようと思っていたのだけど、ヘルメットを装着して居るのが4ヶ月程度の短期間になることがわかって、せっかくだから派手めで可愛いのにしようか、いや、でも地味めがいいのか...

結局派手めのにしました😅

 

3Dスキャンの撮影をしたらその日(か数日以内)のうちに申し込みをしなくてはならないので、

柄はあらかじめ考えて決めておくことをお勧めします!

 

 

ベビーバンドでヘルメット治療をすることに決めた理由

 

目次

 

 

<前回までのあらすじ>

アイメットでヘルメット治療をしていると聞いて慈恵医大病院の頭の形外来に行ったら、アイメットはもうやっておらず、ベビーバンドというヘルメットを使っていることがわかった。このままベビーバンドにするのか?究極の選択だ...

ruimaru.hatenablog.com

 

アイメットでもスターバンドでもないヘルメット?

建築家, 予定, 工事, 保護ヘルメット, エンジニアリング, チーム, 職業

 

ヘルメット治療といえば、アイメットスターバンドですよね。

ヘルメット治療について調べたことのある方であればそのような話は聞いたことがあるのではないかと思います。

 

私もそうでした。慈恵医大病院の頭の形外来に行くまでは。

事前に慈恵医大病院ではアイメットでヘルメット治療をやっていると聞いていて、すっかりそうだと思って紹介状を書いてもらって行ったら、「アイメット(クルム)はもうやっていません。」とのこと。

今はベビーバンドというヘルメットを使っているらしいのです。

 

そこで、ベビーバンドってなんだ?!ということで、ベビーバンドについて調べてみることになりました。

 

ベビーバンドってなに?

ベビーバンドは、株式会社Berryという日本の会社が開発しているヘルメットです。


株式会社Berryのウェブサイト を見ると、ベビーバンドが医療機器の承認を取得したのは2022年4月12日。始まってまだ1年半足らずの新しい製品のようです。

 

導入している医療機関は、本日時点で、私の行った慈恵医大病院のほか、東京だと日大病院や赤坂の赤ちゃんの頭の形クリニックなど。

 

ベビーバンドのメリット

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前回書いたように、診察してくださった先生によると、慈恵医大病院では、昨年までアイメットを採用していたのですが、2022年8月からベビーバンドを取り扱い始め、アイメットの新規の契約は2023年3月で終了しており、現在はベビーバンドのみを取り扱っているそうです。

 

アイメットとベビーバンド両方を取り扱った先生から見たベビーバンドの主なメリットとしては、

  • 治療期間が短い月齢4ヶ月から始めれば、4〜5ヶ月で治療が終了する早く終わるのはとってもいい😚 尤も、ヘルメットを長くつけたいという方もいるらしく、そういう方には不向き。
  • 毎回の診察に時間がかからない:アイメットは、ヘルメットの中のスポンジを毎回の診療で作り直して張り替えるのでかなり時間がかかっていた。ベビーバンドはそれが要らないので診療時間を大幅に短縮できた。
  • 通院回数が少ないベビーバンドは、1ヶ月半〜2ヶ月に一回の通院でOK。これはアイメットのようにヘルメットの中のスポンジを張り替えるという手間がないため。基本的にはヘルメットの外側も中のクッションも最初に作ったものを最後まで使うスタイル。
  • 費用が安い:アイメットは50万円前後かかっていたが、ベビーバンドはヘルメット代が38万円、それに毎回の診療が2500円で済むので10万円くらい安い。※1
  • 丸洗いができるし、簡単:ヘルメットの外側も丸洗いできるし、中のクッションも洗濯できる。中のクッションは2枚あるので洗い替えできる。※2
  • アプリで管理できる:家にいる間もアプリで頭の形がわかったり、装着時間を管理することができる。

※1 あくまで慈恵医大病院の場合です。ヘルメット治療は自由診療なので医療機関によって料金設定が異なります。ただ、察するにベビーバンドは卸値がアイメットより安いのだと思われます。その結果、他の医療機関でも安価になる傾向になるのではと推測します。ちなみに、愛育病院はクルムを採用していて、ヘルメット・診療代込み込みで55万円と言われました。

※2 アイメットはできなかったけど、クルムは水洗いできるそうです。ただ、クルムはスポンジの貼り替えが結構面倒らしい。あと洗い替えもないんじゃないかな(多分)。

 

ベビーバンドのデメリット

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新しいがゆえに情報(ブログや体験談)がない。だからデメリットもわからない。

これに尽きます。

私が悩んだのもまさにここです。

 

やった人のブログなどがないと、特に肝心の「歪み矯正の効果がきちんと出るのか」について100%安心できない。。

慈恵医大でやってるんだから効果はちゃんとあるんだろうけど、やっぱり体験談がないとなんとなく疑心暗鬼になってしまうよなあ... お医者さんの話を素直に信じられないなんて、情報がありすぎるがゆえの現代病だなあ😂

 

尤も、慈恵医大の先生曰く、慈恵医大では2022年8月からベビーバンドを導入しており、卒業生もたくさんいます、とのことでした。このお言葉はかなり安心材料☺️

 

ベビーバンドで治療を開始することに決めた理由

考え, 概念, いたずら書き, 仕事, 革新, インスピレーション, 解決

 

いろいろ悩みながらもベビーバンドをやってみることに決めました。

理由は、端的にいうと、メリット(=時間(労力)もお金も少なくて済みそう)がデメリット(=ちゃんと効果があるかについて確信が持てない、その他何がデメリットなのかわからない)を上回ったから、でした。

 

1.  メリット①:通院の負担が圧倒的に少ない

①自宅から病院までの時間のみならず、②毎回の診察にも時間がかからず、通院の負担が少ない、そのうえ③通院回数が少なくて済むという点が大きかったです。

 

まず、①自宅から病院までの時間については、あくまで私の場合がそうだったということですが、慈恵医大病院が自宅から行きやすい、というのがとても大きかったです。

ヘルメット治療は、治療期間中何度も通院しなくてはなりません。

東京の都心の方なら、スターバンドだと銀座か新宿のオフィスに通わなくてはいけないし、アイメットだと東京女子医大(西新宿)とか愛育病院(田町/三田)とかに行かなくてはいけないんですが、我が家からだと圧倒的に慈恵(御成門/神谷町)が行きやすかったし、予防接種を一通り受けるまでは新宿とか銀座のような人混みに頻繁に連れて行きたくないな〜というのもありました。

 

それに、②毎回の診察にも時間がかからないのも大きな魅力でした。これは、もし事実なら(①と違って)私以外の方にも当てはまる点です。

東京女子医大最長6時間病院に滞在したというブログを読んだこともあって、そんなのは絶対無理と思っていたので😧

ただ、毎回頭の形に合わせてスポンジを貼り替えてくれたり手間をかけてくれた方が効果は高いのでは?という気がしてしまうところもあるのですが😅

 

さらに、③通院回数が少なくて済むのも良い!

アイメットだと2週間〜1ヶ月に一回の頻度で通院と聞いていたのですが、スターバンドは1ヶ月半〜2ヶ月に一回で良いそうです。これはありがたい〜〜!!

先生は4〜5ヶ月で治療が終わると仰っていたので、3回くらいしか行かなくて良いのでは?逆に寂しいんだが😂

 

治療期間中ずっと育休なら多少遠かったり時間がかかっても頑張って通ったかもしれないですが、私は治療期間中に復職する予定なので、働きながらの通院を考えると、通いやすさは大きな魅力でした。

 

2.  メリット②:治療期間が短い&デザインが可愛い

ヘルメット治療は半年以上かかるというイメージがあったのですが、

ベビーバンドだと、なんと月齢4ヶ月から始めれば4~5ヶ月で治療が終了してしまうとのこと。

 

夫がヘルメットをつけて出歩くのをやや嫌がっていたのと、私もちょっと可哀想だなあという気がしていたので、治療期間が短いのは嬉しい驚きでした。

 

ていうか4〜5ヶ月って...月齢9ヶ月くらいで終わっちゃうってことだよね。あっという間すぎる😂逆に寂しい気持ちになってきた😭

 

そしてこのほんの短い治療期間につけるヘルメットですが、可愛いデザインがたくさんあります。本日時点で13種類あります。

 

最初は目立たないデザイン/色にしようと思っていたのですが、ヘルメットを被る以上目立たなくするのは不可能だし、思ったより治療期間が短かったので、せっかくの短い治療期間、可愛いのにしよう!と思って派手目のにしちゃいました(笑)

 

それに、アイメットよりも頭にフィットする設計ということで、ヘルメット自体が大きくないから頭もでかく見えない気がします。

 

3.  メリット③:割安

お金は個人的には割とどうでもいい...というかどうでも良くはないですが、効果や時間がどうかの方が大事だと思っていますが、もちろん安いに越したことはありません。10万円(愛育と比べたら15万円)も差があるのは結構大きいですよね。

 

4.  完璧な頭の形を目指さないのであればデメリットには目を瞑れる気がする

ベビーバンドのネガティブ要素としては、「新しいのでまだ情報があまりなく何がデメリットかわからない」「体験談が見つからなくてなんとなく不安」という点を挙げました。

 

この点については、ぶっちゃけえいやでやるしかありません(笑)

 

ヘルメットの性能に関しては、慈恵医大や日大病院が安くないお金をとってやっているのだから、効果がないとか危険性があるということはまずないだろうと思いましたし、

効果についても、私としては、るいの斜頭がみて自然なレベルになればいいな、と思う程度で、何がなんでも完璧な頭の形になってほしいというわけでもないので、少なくともそれくらいのレベルならベビーバンドにも期待できるだろうと思いました。

 

そもそも、アイメットなら100点満点の頭の形になるのか?毎回の診察で待つ時間が長いほど効果があるのか?それを裏付ける客観的なデータは私の知る限りありません。

 

もちろん、「ちゃんときれいになったよ!」という実体験の声がたくさんあるものの方が安心して始められるのは確かです。

私は、病院への通いやすさ・治療継続にあたっての負担の少なさを重視してベビーバンドにしましたが、

家の近くにアイメットを採用している病院やスターバンドのオフィスがある、あるいは育休中などで通院に割く時間や余力がある、という方であれば、王道のアイメットやスターバンドでもちろん良いかと思います。

 

このブログは、ベビーバンドについてどんな感じか知りたい、という方に読んでいただければと思います。行ってみたクリニックでベビーバンドを取り扱っていたので気になる、あるいは、何らかの理由でベビーバンドが有力候補だけどどんな感じかわからなくて不安...といった方々の一助に少しでもなれば幸いです。

 

 

ベビーバンドと出会うまで その②〜慈恵医大病院へ。え、アイメットじゃないの?!

 

目次

 

 

<前回までのあらすじ>

愛育病院に慈恵医大病院への紹介状を書いてもらった。いよいよ慈恵医大病院でヘルメット治療を開始...と思ったら?

 

慈恵医大病院の頭の形外来へ

慈恵医大病院の初診は、るいが3か月2週目のときでした。

 

紹介状を書いてもらった愛育病院からもらった予約票には、

  • 受診先が小児脳外科であること
  • 場所が慈恵大学病院 N棟であること
  • 予約の15分前までに受付を済ませること
  • 病院の地図

などが書いてありました。

 

慈恵医大病院は巨大な病院なので、「病院のどの建物に行くか」は大切ですね。建物によって最寄駅が違ったりもするので...

 

初回なので早めにと思い、小児科の受付には受付時間の30分前、予約時間の45分前に着きました。

 

初診受付から呼ばれるまで

 

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受付で健康保険証、母子手帳、紹介状を出すと、問診票に記入するとともに、母子の体温を測るように言われます。

問診票を提出すると、受付票を渡されて診察室の前でお待ちください、と言われました。

 

診察室の前の待合スペースでるいを膝に乗せてしばらく遊んでいたのですが、途中で泣き出してしまいました。

まずい、この泣き方はお腹が空いているな...

 

るいの次のミルクの時間がちょうど診察時間とかぶってしまうかもなとは思っていたのですが....

スマホを見ると予約の時間までまだ30分ほどあります。このまま騙し騙しであげずに診察してもらおうかとも思ったのですが、泣き止みそうにないし、時間通り呼ばれるのかも不明だし、あげてしまおうと思って授乳室に入りました。

 

授乳室がなかなか良い

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授乳室は、原則利用は1組で、とのこと。

ちょうど使っている方がいなかったので使えました。

一組で使うには十分な広さ。オムツ替え用の台があり、柔らかくてなかなか座りやすい椅子も2脚あります。そして

調乳用の給湯器がある!!めちゃ助かる〜〜 愛育病院の授乳室にはなかったのよね

洗面台(シンク)も十分な広さで、手を洗ったりミルクを流水で冷ますのもやりやすいです。手を拭く紙も置いてあって地味に便利。愛育病院の授乳室の洗面台はすごく小さくて流水やりにくかった...

 

ミルクを流水で冷ましている間も、ミルクを求めて泣き叫ぶるい...ごめんね、もうちょっと待っておくれ

 

と思っていると、看護師さんが声を掛けてくれて「先生から呼ばれてます」とのこと。

「先生は授乳終わってからでもいいですよと仰ってます。」

え、優しい...

お言葉に甘えてしまおうかとも思いましたが、授乳は20分くらいはかかるから申し訳ないし、その間に別の方を診察するとかでだいぶ遅くなったりすることもあるかも、と思って、「いや、今行きます!」と言って、診察室に入りました。

 

ついに診察

診察室に入って、最初のご挨拶をした後、今回も愛育病院と同じようにるいの頭にストッキングのようなものを被せて目視で診察。

このストッキングが虹色で可愛かった🌈

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るいは斜頭なので、一番長いところと短いところの長さの差を見て判断します。

20mmだったので中等症とのこと。

 

先生は、ヘルメット治療の説明を一通りしてくださったのですが、「まあ、いろいろ調べてきたでしょう。」とポロリ。

ハイ、っていうかやっぱり一通りの知識はネットで調べて来られる方が多いんですね😅

 

愛育病院でも言われましたが、結局「病気ではないので、親御さんのご判断です。もっと症状が軽くてもやる方もいらっしゃいますし、もっと重くてもやらない方もいらっしゃいます。」とのこと。

私は、以前書いた理由(ヘルメット治療をすることにした理由)からやると決めていたので、やろうと思っています、と言いました。


すると、先生は「やると決めているなら待つ必要もあんまりないんだけど...」と言いつつ、「もう少し様子を見てからでもいいかもしれないですね。」と言って、次の2週間後にまた来ることになりました。初回のレントゲンとかは次回やるらしい。

 

あれ、今日じゃないんだ?今日契約するつもりできたのに〜

早い方がいいのにな〜...まあ次でもまだ4ヶ月入ったばかりだし別にいいけど...

ヘルメット治療は3ヶ月からOKのはずだし、早ければ早いほど効果があると言われているのになんでだろう?理由はよくわかりませんでした。

 

え、アイメットじゃないの?!

そして、診察中ずっと気になっていたのですが、さっきから先生が説明に使っているヘルメットの模型が2つあって、1つはQurum(クルム)なんですが、

 

 

もう1つが別のもの。柄があって可愛いけれど、Babybandって書いてある。なんだろうこれ?気になる。

 

と思っていたら、先生がクルムの模型を持ちながら「これはクルムっていうヘルメットなんですけど、うちはもうこれは使ってないです。今はこちらのベビーバンドっていうものを使ってます。」と仰いました。

 

え?!アイメットじゃないの?!?!

衝撃でした。

だってアイメットだと思ってたから慈恵にきたのに!!!

 

いや、勿論それだけじゃないけど。近いし症例多そうだからっていうのもあるけど...

でも〜え〜嘘〜😭 ベビーバンドって...聞いたことないよ〜アイメットとスターバンド以外にミシガンなんとかっていうのがあるとネットで見た気がするけどそれか...?

 

先生のご説明では、いろいろあって変えたとのこと。いろいろ?と思いましたがまあいろいろあるんでしょう(笑)

先生によると、ベビーバンドの良さは、

  • 毎回の診察に時間がかからない:アイメットは、ヘルメットの中のスポンジを毎回の診療で作り直して張り替えていた。ベビーバンドはそれが要らないので診療時間を大幅に短縮できた。
  • 費用が安い:アイメットは50万円前後かかるが、ベビーバンドはヘルメットだいが38万円、それに毎回の診療が2500円で済むので10万円くらい安い。
  • 丸洗いができるし、簡単:ヘルメットの外側も丸洗いできるし、中のクッションも洗濯できる。中のクッションは2枚あるので洗い替えできる。
  • アプリで管理できる:家にいる間もアプリで頭の形がわかったり、装着時間を管理することができる。

とのこと。先生にそれっぽく説明されるとなんか悪くなさそうという気もする ⇦単純

 

ちなみに、一応、一応訊いておこう。

私:「スターバンドとは違うものなんですよね?」

先生:「違います。」

 

そ、そうですよね。。

「日本のメーカーが作っているものです。ネットで調べてみてください。」

日本のメーカーなんだ。じゃあミシガンなんとかとも違うのかな。

 

ただ、よくわからんことには変わりない。私はポーカーフェイスな方ではあるのですが、若干漏れた動揺が伝わったのか、「まあ、2週間考えていただいて...」と言ってくださいました😅

 

次回の診察の日を決めて、診察室を後にしました。

 

大病院なのにほぼ待たずに終わって感動

診察が終わったのは11時5分。早い!

初診の手続きも全然時間がかからなかったし、診察も予約時間どおりに(むしろちょっと早いくらい)呼ばれたし、待たなくていいのはとても良かった。

 

これまで大きな病院に行った経験では、

  • まず総合受付で受付をして、診察券を作ってもらうのに15分くらいかかる。
  • そこから専門科に移動して、先生に呼ばれるのを待つ。大きな病院では予約時間から1時間以上も経ってから呼ばれることもザラではない。

という感じだったので、時間がかかるのを覚悟していたのですが、こちらは小児専門(?)の病棟だからか非常にスムーズでした!今回たまたまそうだっただけなのかな?いつもそうだと嬉しいな。

 

絶対待つと思って今読んでいる分厚い本を持っていったりミルクを2回分用意していったけど使わなくて済んで嬉しい誤算(笑)

自分一人だけなら時間かかっても耐えられるけど、乳児いて待つのは辛いよね。

 

予想外に早く終わって足取り軽やかに岐路に就いたのですが、帰りの電車でふと、「あれ、よく考えたら、このまま行くとベビーバンドになるけどそれでいいんだっけ...?」との問いがもくもくと頭に出てきました。

 

というわけで次回、私が悩みながらもベビーバンドでヘルメット治療を決めた理由について話します。